プロポリスによる肝機能障害の報告

人の体の機能を強くしてくれるということで話題のプロポリス。
あまり知られてはいないのですが、プロポリスにはいくつかの副作用があるとされています。

まずプロポリスについてですが、これはミツバチが樹木から採取した成分と、ミツバチ自体の天然由来の成分とが混ざり合うことでできた物質とされています。

これによって起こる可能性がある副作用は、肝機能の障害があるようです。
肝機能の障害は、基本的には検査などで異常が出にくいものとなっており、体がなんとなくダルいと感じたり、食欲がおきないといったものが代表的です。

プロポリスは飲み始めると、好転反応といってプロポリスが効いているという反応が現れます。
これが良い部分に反応しているときは、体の血行作用がよくなったり、老廃物が取り除かれたり、活性酸素の発生を抑制したりということがあります。

しかし逆に、胃腸の調子が悪くなったり、蕁麻疹がでてしまうなど、体に反応が起こることによる副作用も、多く報告されています。
プロポリスを飲み、少しでも調子が悪いなと感じた場合には、医師の相談を受けたり、使用を中止するなどして対応しましょう。

また、使用を続けたいという場合は、少量ずつで再度はじめるようにしましょう。
もともとプロポリス自体が体に合わないというときもありますので、そんなときは無理な使用は控えてください。

また、アレルギー症状をお持ちの方や、喘息持ちの方、近年では蜂アレルギーのお持ちの方なども、プロポリスは控えるべきという意見がありますので、使用する際は必ず医師の承諾をとってから使用するようにしましょう。
近年では、皮膚炎や口内炎など、炎という文字が付随する病気の例が多数報告されています。
まだまだプロポリスには謎が多く、臨床実験や研究を重ねることによって、その実態が明らかとなってきている部分もあります。

プロポリスに含まれている成分はとても多いです。
過多の使用を控え、適量を守り、用法や用量をきちんと確認したうえで、幸せなライフ・スタイルを送ることを意識してみてください。